お掃除ロボットのECOVACS DEEBOT 「N79」
トラブル時やエラー別の対処法・バッテリー切れのサイン・動かなくなったら寿命なのか?について解説します。
バッテリー交換方法はこちら→DEEBOT N79 バッテリー交換方法【互換】
エコバックス DEEBOT N79 エラー別の対処法
ECOVACS DEEBOT N79とは?
DEEBOT N79はECOVACSが販売する床用ロボット掃除機です。
N79は基本機能を搭載したベーシックモデルです。
スイッチを入れるだけで床中を動き回って埃を吸い取ってくれます。
各部位の名称
どの部分のエラーなのか、部位と名称が分からなければ対処できません。
↓写真は製品の説明書の中に記載されていた各部位の名称の図です。
- 衝突防止センサーおよびバンパー
- コントロールパネル
- ダストボックスリリースボタン
- 充電コネクタ
- バッテリーカバー
- 駆動ホイール
- 電源アダプターポート
- 電源スイッチ
- 落下防止センサー
- 回転ホイール
- サイドブラシ
- メインブラシ
- ダストボックスフィルター
これらがどこにあるのか数字で示されています。
エラーの種類
ECOVACS deebot N79はエラーが出ると電源ボタン(インジケーターライト)が点滅・点灯したりアラーム音が鳴ります。
エラーの種類別にそれぞれ解説していきます。
赤色で点滅
警告音 | 問題 | 解決策 |
---|---|---|
1回 | 本体が空転しているか動けない | 平らな場所に置くか障害物を取り除いて再起動する |
2回 | 衝突防止バンパーの異常 | 衝突防止バンパーの異物を確認し異物を取り除く |
3回 | 落下防止センサーの異常 | 落下防止センサーを掃除する |
4回 | バッテリー残量低下 | 本体を手動で充電ドッグに置いて充電する |
※ECOVACS DEEBOT N79 取扱説明書より引用
赤色で点灯
警告音 | 問題 | 解決策 |
---|---|---|
1回 | 駆動ホイールの異常 | 駆動ホイールに異物が付着していないか確認し付着している場合は取り除く |
2回 | サイドブラシの異常 | サイドブラシに絡みついている髪の毛や異物を掃除する |
3回 | ダストボックスの異常 | ダストボックスを空にする |
4回 | メインブラシの異常 | メインブラシに絡みついている髪の毛や異物を掃除する |
※ECOVACS DEEBOT N79 取扱説明書より引用
バッテリーの寿命のサイン
お掃除ロボットDEEBOT N79は充電式なので長く使うとバッテリーに寿命がきます。
バッテリーの寿命のサインについて解説します。
清掃がすぐに終わってしまう
使える時間が短くなってくるとバッテリーが消耗しているサインです。
充電ドッグで充電してもずっと赤色点灯のまま
いつまでも赤色点灯のままで充電されない場合はバッテリーの寿命と思われます。
充電ドッグから離すと電源が入らない
私はこれに該当しました。お掃除ロボットを購入後2か月ほど使用し、その後2年ほど使わずに置いていました。
長期間使用せずにいたので久しぶりに使おうとすると、電源が入りませんでした。
どれだけ充電しても赤色点灯のままで電池がない状態。何を試しても動きませんでした。
その他のトラブル
その他、エラーは出ていない場合のトラブルについて取扱説明書を元に解説します。
掃除機本体が充電されない
《考えられる原因と対策》
1.掃除機本体に電源が入っていない
→本体のAUTOボタンを長押しして、電源をオンにしてから充電を再開する
2.掃除機本体と充電ドッグが接触していない
→DEEBOTの充電端子と充電ドッグピンが接触しているか確認する
3.充電ドッグのコンセントが抜けている可能性がある
→充電ドッグのコンセントを挿し、本体の電源を入れた状態で充電を再開する。
(充電ドッグのコンセントが抜けているとバッテリー消耗の原因になります)
清掃中に問題が発生して停止する
《考えられる原因と対策》
1.床の上の物(電源コードやカーテンなど)が絡まっている可能性がある
→絡まったものが外れない場合は手で異物を取り除いてから再開させる
2.サイドブラシが動かない、または回転スピードが低下している
→手で異物を取り除いてから再開させる
3.メインブラシが動かない、または回転スピードが低下している
→付属のメンテナンスツールを使ってメインブラシに絡まった異物を取り除く
メインブラシがゆっくりと回転している場合はカスタマーサービスにお問い合わせください。
清掃が終了する前に充電ドッグへ戻ってしまう
《考えられる原因と対策》
1.バッテリーの残りが少ないと掃除機本体は自動的に充電モードへ切り替わり、充電ドッグに戻って充電を行います
→通常の動作なので何もする必要はありません
2.床面や部屋の複雑さ、清掃モードによって清掃時間が変化します
→通常の動作なので何もする必要はありません
タイマーを設定した時刻に自動清掃が行われない
《考えられる原因と対策》
1.スケジューリングがキャンセルされている
→時刻をスケジューリングする
2.掃除機本体の電源がオフになっている
→本体の電源スイッチをONにする
3.掃除機本体のバッテリーが消耗している
→スケジュールを利用して清掃を行う際は、常に電源をオンにして充電ドッグで充電を行う
4.本体の部品に異物が絡まっている
→掃除機本体の電源をオフにしてダストボックスを掃除し、サイドブラシとメインブラシを掃除する
リモコンが正しく操作しない
※リモコンの有効な範囲は5mです。
《考えられる原因と対策》
1.リモコンのバッテリーを交換する必要がある
→新しいバッテリーと交換する
2.本体の電源がオフになっているか、バッテリーが消耗している
→掃除機本体の電源を入れる
バッテリーの残量が少ない場合は充電を行ってから使用する
3.リモコンの赤外線送信部またはDEEBOTの赤外線送信部が汚れている
→乾いた布またはメンテナンスツールを使って拭き取る
4.リモコンの赤外線が他の機器に妨害されている可能性がある
→赤外線を発信する機器の近くでの使用を避ける
まとめ
DEEBOT N79は、使用途中に警告音が鳴り点灯・点滅した場合は何かしらトラブルが発生したということなので上記の解決策を試してみてください。
バッテリーが消耗している場合は寿命ということになりますが、バッテリーを交換することでまた復活し使えるようになります。
バッテリーはエコバックス公式の直営ストアでも販売されています。
バッテリーが消耗してきたら新しいバッテリーを購入し交換すれば良いのですが、そこそこ費用がかかります。
公式ストアで見てみるとN79専用交換バッテリーは¥6,600(税込)でした。
ずっと同じ物を使いたい場合はバッテリー交換をし、バッテリーを交換してまで使いたくないと思う場合は新しい製品へ買い替えを検討されると良いでしょう。
バッテリー交換方法はこちら→DEEBOT N79 バッテリー交換方法【互換】