先日、カルティエ タンクの腕時計の電池が切れたので自分で電池交換しようと思いました。
結果、失敗しました。
↓これが5年前に頂いたカルティエ タンクソロ SM。
タンクソロは生産終了したのか、公式サイトを確認したところ「タンク マスト ドゥ」になっていました。
2021年5月にはタンクソロがあったと思うのですが、6月頃にモデルチェンジのような事になったようです。
よく見ると、この部分がタンク マストの方が尖っていますね。
文字盤はほとんど変わっていないように見えます。進化したタンクですね。
それではカルティエ タンクソロの電池交換に失敗した理由(できなかった理由)をこのブログ記事で解説していきます。
カルティエ タンク腕時計の電池交換を自分でやってみたら失敗した
なぜ自分で電池を交換しようと思ったのか
カルティエの店舗や時計屋さんに持って行くのが面倒だったのと、自分で電池交換したらお金がかからないので節約になると思ったからです。
カルティエの店舗や時計屋さんに電池交換をお願いすると数千円かかりますよね。
そこで庶民の私は自分で交換しようと思いました。
「サイズの合うドライバーさえあれば自分で出来るでしょ」
そう思い早速ドライバーを探すことにしました。
ドライバー探し
家にあるドライバーは家具の組み立てで使うような大きい物しかなかったので、もちろんサイズは合いません。
ネジを確認すると、、すごく小さい。
これはどのサイズのドライバーを買えば良いのか?
そこで腕時計の電池交換について調べました。
どうやら「精密ドライバー」があれば自分で電池交換できるらしい。
ちょうど100均に行く用事があったので精密ドライバーを100均で探すことにしました。
セリアのドライバー
セリアで精密ドライバーを購入しました。
「時計・メガネのネジ締め」
自宅の近くのセリアではこれが一番小さいドライバーでした。
一番小さい物で1.6㎜です。
家に帰って早速、電池交換すべくドライバーを時計のネジに当ててみました。
結果、一番小さいサイズでも入りませんでした。
というか、全くもって入りませんでした。
せっかく買ったのにサイズが大きくて使えないなんて・・
仕方ないので次はダイソーで探してみることにしました。
ダイソーのドライバー
ダイソーにはセリアで買った1.6㎜よりも小さい1.0㎜の精密ドライバーがありました。
これならきっと入るはず!そう思い帰宅後に使ってみました。
ちょうど良いサイズで、ネジの溝にしっかり入りました!
そしてクルクル回して開けようとすると・・
ネジは硬くてビクともしません。
力を入れて回すと「グニュッ」
ドライバーの先が簡単に曲がって折れてしまいました・・・
ドライバーがこんなにも簡単に曲がって折れるなんて想定外でした。
ネジはまったく動く気配もありませんでした。
「やっぱり100均のドライバーって脆いのかな?高い物を買えばきっと折れないはず!」
そう思い、次はホームセンターでドライバーを探すことにしました。
ホームセンター「カインズ」のドライバー
ホームセンターのカインズに精密ドライバーを買いに行きました。
工具の品揃えが豊富で、ドライバーも様々な大きさがありました。
↓こちらが売られていたマイナスドライバー。1本で200円くらい。
「時計用精密ドライバー」
サイズが0.9か0.6かで迷いましたが、ダイソーの1.0のドライバーでも入ったので0.9にしました。
「これでやっと電池交換できる!」そう思いドライバーを使ってみると、なぜか全く入りませんでした。
どれだけ頑張って差し込もうとしてもドライバーが大きくてネジの溝に入りません。
ダイソーの精密ドライバーが実際は1.0よりも小さかったのか?なぜかは分かりませんがホームセンターで買った0.9のマイナスドライバーの方が大きく、入りませんでした・・・
「それなら一番小さい0.6を買うしかない!」そう思い、再びホームセンターへ。
0.6を購入しました。
使ってみると、0.6だとネジの溝に入りました。
そしてクルクル回そうとするも・・動かない・・
「グニュッ」・・・
またドライバーの先端がすぐに折れてしまいました。
それでも諦めずに再び同じドライバーを買って来てチャレンジしましたがネジは全く動かず、同じ結果になりました。
そうしてなすすべもなく、素人の電池交換は失敗に終わりました。
ドライバーを一体、何個買ったのだろう・・
近所の時計屋さんに行ってみた
これ以上やるとネジ穴が潰れてしまうと思い、近所の時計屋さんに行って電池交換をお願いしました。
すると5~10分程度で電池交換してくださいました。
時計屋さんに伺ったところ、やはり精密ドライバーで開けられるそうです。
コツの問題らしく、回し方や力のかけ方に問題があったようです。
ドライバーがズレないようにしっかりと押しながら回すそうなのですが、私もそれを何度も意識したつもりだったのですが全く出来ませんでした。
ネジもドライバーもすごく小さくて繊細なので、力を入れるとグニャっと曲がったり折れたりするし、中途半端な力で回すとネジ穴からドライバーがズレてしまって穴が歪んだり潰れてしまいます。
そして肉眼で見えづらいほど小さいのです。
普段、家具などを組み立てる時に使うドライバーとは全く違って繊細で扱いづらい。
練習や経験を積めばできるようになるかもしれない。
しかし、やっぱり最初からプロに頼めばよかったと思いました。
まとめ
- カルティエ タンクの腕時計の電池交換は精密ドライバーで出来る。(はず)
- 素人が精密ドライバーを買って何度もチャレンジしたがネジは動かず、ドライバーが曲がったり折れてしまった。
- 力のかけ方が重要だが、ネジが繊細で扱うのが難しい。
何度もチャレンジして失敗するとネジ穴が潰れてしまって開けられなくなるので、そうなる前に時計屋さんかカルティエの店舗で電池交換をお願いした方が良いと思います。
以上、自分でカルティエタンク腕時計の電池交換を試みて失敗した体験談のブログでした。