名前が書ける可愛いバッグチャーム(ネームホルダー)の作り方をご紹介します。
バッグに直接名前を書きたくない時に、名前入りのバッグチャームが大活躍です。
ハギレで簡単に作ることができます。
ハギレで簡単♪お名前バッグチャーム(キーホルダー)の作り方
用意する物
- 作りたい形の布…2枚
- 好きな紐またはゴム…25㎝程度
- 綿…適量
- お名前テープ…1切れ

作りたい形の布について
布の切り方は次項の「作り方」に記載しています。
ハートであればこのように作りたい大きさで完成図を紙などに描き、型紙として切り取っておきます。

サイズが大きいほど作りやすいので、できるだけ大きめにすることをお勧めします。また、最後に綿を詰めるとプックリと立体感が出てやや小さくなるので型紙は大きめにカットしましょう。
紐について
紐でもゴムでも構いません。お好みのものを使いましょう。
今回は百均(セリア)で購入した綾テープを使用しました。

お名前テープについて
今回使用したのは百均で購入したこちらの「なまえテープ」。アイロンで接着するタイプです。

名前が書けたらなんでも良いのでお名前テープやネームタグを用意しましょう。
綿について
綿は百均や手芸屋さんで売られていますが、わざわざ買うのが勿体ないので私は古くなって処分する予定だったぬいぐるみの綿を抜いて再利用しました。
作り方
布を切り取る
まずは作っておいた型紙に合わせて布にペンで形を描きます。

ペンは、水で消えるチャコペンが便利です。水で濡らすと色が消え、そして濡らさなくても時間が経てば自然に薄くなります。
型紙通りに書いた形から外側に1㎝大きく描きます。(この1㎝の部分は縫い代になります)

2枚とも同じサイズで切り取ります。

ネームテープを付ける
どちらか一方の布の中央にお名前テープを付けておきます。
今回使ったのはアイロン接着タイプですが、洗濯すると剥がれてきたり強度が心配なので、アイロンで接着した後に縫い付けました。

紐を付ける
紐を仮付けしておきます。
どちらか一方の布の表側に紐を置きます。(ループになるように)

そして布の端から1㎝以内の所で縫い付けておきます。仮付けなのでザックリでOKです。

↑こちらはハートの上中央部分に紐を付ける場合です。ハートの中央部分に紐を付けると表に返した時に布が少々引きつるので、気になる場合は中央からずらしましょう。少し横にずらした位置に付けるやり方は後ほど記載しています。
2枚の布を縫い合わせる
2枚の布を中表で合わせます。中表とは布の表側(柄がプリントされている面)が内側になるように合わせることです。

中表で合わせたら、縫い代1㎝でぐるっと縫います。縫い目が歪んでしまわないようにもう一度型紙をなぞるなどして縫い目を描いておくと良いですよ。この時に紐が出ている部分3㎝は縫わずに空けておきます。ここが返し口になります。

返し口が3㎝未満だと、狭くて布を上手く引っ張り出せません。最低でも3㎝は空けましょう。
切り込みを入れる
ぐるっと縫ったら、周囲に細かく切り込みを入れておきます。この時に縫い目を切ってしまわないように注意して浅めに切り込みを入れましょう。

返し口の縫い代を割る
返し口の縫い代をアイロンで開いておきます。

このように折り目を付けておくことで、布を表に返した時に形が整います。

布を表に返して綿を詰める
返し口から紐と布を引っ張り出します。布を表に返したら中に綿を詰めます。

返し口を閉じる
返し口を手縫いでコの字とじして完成です。

バッグに付けるとこのようになります。ぷくっとしていて可愛いです。

~紐を横にずらして付ける方法~
続いて紐を横にずらした位置に付ける方法をご紹介します。そして紐はバッグに直接結び付けられるよう2本になるようにアレンジしてみました。

ずらした位置に紐を仮付けする
紐を上中央部分から横にずらした位置に仮付けします。
紐の折り目側を縫い付け、紐の端が2本に分かれるようにしました。

作り方は最初にご紹介した苺柄と同じ手順です。
同じように作り、返し口をコの字とじして完成。


バッグの持ち手にリボン結びできるので、このタイプも可愛いです。

最後に

名前が書けるバッグチャーム(ネームホルダー)の作り方をご紹介しました。
バッグに直接マジックで記名したくない時に、オリジナルのバッグチャームがあれば便利です。
鞄のワンポイントになって可愛いですよ。
他にも布小物の作り方を載せています。→ハンドメイド記事一覧
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